会社員・松島祐子さん「私でもできる毎日の測定」:「自測自健(じそくじけん)」のススメ:朝日新聞デジタル

「自測自健(じそくじけん)」のススメ

会社員・松島祐子さん「私でもできる毎日の測定」

松島祐子さん

日頃から健康に気をつかっているという、会社員の松島祐子さん(35)。でも、家での血圧測定はハードルが高いと言います。どうしたら測れるようになるのか、伺いました。

――健康を意識するようになったのはいつごろからですか?

 私は一人っ子で、祖父母と両親と暮らしていたのですが、祖父母とも家で脳梗塞を起こし、救急車を呼んだことがありました。母は高血圧なので、毎日薬を飲むことと血圧測定が欠かせません。それで、昔から健康には敏感でした。

――ご家族の体調がきっかけになったんですね。

 家族の病気もそうなんですが、結婚して夫の転勤に伴い香港に駐在したことも転機でした。駐在した6年間で夫が中華料理やお酒で太ってしまったんです。日本に戻ってから食生活を見直しました。また、私の前の職場の上司が会議中に脳出血で倒れて亡くなったことも大きかった。直前まで元気だった人が突然倒れてしまうことが、怖いと感じました。

――日頃、食事に気をつけていることはありますか?

 夫は仕事柄、お酒を飲む機会や出張が多いので、どうしても外食になりがちなんです。共働きのため、私もお昼などはコンビニのもので済ましてしまうことが多い。なので、家で食事する時は、なるべく野菜を多めに摂ったり、減塩の醬油や出汁を使って塩分を控えたりしています。ほかには、健康を考えてココナツオイルやオリーブオイルを使っていますし、お砂糖は、きび砂糖や甜菜(てんさい)糖にしています。

――食事の他に気をつけていることはありますか?

 私の仕事はオフィスワークが多いので、パソコンに向かっている時間が長く、肩こりや眼精疲労になります。それにストレスも加わるので、疲れたなと思ったときは仕事帰りにジムに行き、自転車型トレーニングマシンをこいで汗を流します。1回45分なんですけど、ショートケーキ2個分のカロリーを消費できますし、ストレスも発散できます。でも仕事が忙しくなると、定期的に通えなくなるのが悩みですね。

――健康維持のために、体重計や血圧計などを使って家で測ることはしていますか?

 体重計に乗ることはあっても、血圧は健康診断の時くらい。そもそも血圧計が家にありませんし……。あっても毎日測るのは面倒そうで、私にはちょっとハードルが高いですね。両親の世代くらいだと病気に直結して考えられますけど、私の今の年齢だと血圧に関しては安心してしまっているんだと思います。将来のことを考えたら、ちゃんと測らないといけないんでしょうけど、意識が足りないんですね。

――どうしたら毎日血圧を測れそうですか?

 手軽で、しかも毎日記録してくれるような血圧計があれば、私でもできるかもしれません。健康診断は年に1回だけで、その場で測定したデータでお医者さんは診断しますよね。でも、血圧や体重など年間データがあって、それをお医者さんに提示できれば、より深い分析ができそうです。もっと言えば、スマートフォンと連動していればいいですね。スマホを一番よく見るので、いつもより血圧が高かったら「塩分を摂り過ぎていませんか?」ってアラームが鳴るとか。そうすれば、普段の意識が変わるきっかけになるかもしれないですね。

自測自健とは

自分の体の状態を自分で測る。健康を保つための新習慣を考える

健康状態を知るためには、血圧や体重、体脂肪率など、さまざまなデータを測ること。
しかも、人間ドックや健康診断の時ではなく、毎日「自分で測る」ことが大切です。

トレンドニュースby 朝日新聞デジタル

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