手軽な健診も充実、「自測」で数値を把握:「自測自健(じそくじけん)」のススメ:朝日新聞デジタル

「自測自健(じそくじけん)」のススメ

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手軽な健診も充実、「自測」で数値を把握

じぶんからだクラブの「かんたん採血セット」

 健康を保つためには、定期的に自分の体の数値を把握しておきたいところ。しかし、人間ドックや検診は予約の手間や時間もかかり、家事や仕事で忙しい人には受けにくいという声を聞きます。

 朝日新聞健康保険組合の担当者によると「手軽にできる郵送健診を組合の保健事業として実施しています。郵送では無く、店頭で血液検査ができる薬局等も増え、スポーツクラブでは体組成計を使った基礎代謝や内臓脂肪などの計測も定着しています」とのこと。血圧計を置いている温浴施設やスーパーマーケットなどもあり、日常生活のなかでできる「自測」を見つけることが健康管理のポイントになってきそうです。

 近年では、民間企業による手軽な健診サービスも充実しています。

 東京都中野区の中野ブロードウェイ内などに店舗を置く「ケアプロ」もその一つ。血管年齢や血糖値、肺年齢などを1項目540円から店頭で検査することができます。保険証や予約は不要で、検査時間は短いもので3分ほど。結果もその場で分かるため、通勤や買い物の途中に気軽に立ち寄ることができます。

 2014年、厚生労働省は規制緩和を実施し、ドラッグストアの店頭でも採血することが可能になりました。
 健康ライフコンパスによるセルフ健康管理サービス「じぶんからだクラブ」では、ツルハドラッグを始め全国のドラッグストアなどで血液検査を受け付けています。店頭で薬剤師の指導を受けながら、検査キット(参考価格3,067円)を使って自分で採血し、検査機関に送ります。自己採血といっても、専用の器具を使って指先からほんの数滴採取するだけ。検査項目は、コレステロール値や尿酸値、血糖値など13項目で、検査から1週間程度で店舗に結果が届きます。結果の数値はパソコンで時系列にグラフ管理できたり、健康情報の提供が受けられたりします。

箱を開封すると消毒綿や絆創膏、提出用のポリ袋などが入っている。
ピンク色のものが穿刺器具で、指先に押し当てて針を刺す。

※上記写真は家庭向け医療機器です

 KDDIからは、自宅にいながら血液検査ができるキット「スマホdeドック」(5,378円、別途送料)が販売されています。スマートフォンやパソコンで申し込み、届いたキットを使って採血し、ポストに投函します。すると約1週間で、脂質代謝や肝機能に関する14項目の結果がスマートフォンやパソコンで確認できます。今年1月には、同シリーズとして胃がんのリスクチェックキット(8,618円、別途送料)も発売されました。

 これらはほんの一例で、各種団体が開く健康イベントなどでも、無料の体力測定や検診が行われています。「自測」は継続することが大切な要素。自分の生活スタイルを考え、適したものを選べるとよいですね。

  検査項目 料金(税込) 結果が届くまで
ケアプロ(ケアプロ)
TEL:03-5389-1220
http://carepro.co.jp/onecoin/
血糖値、ヘモグロビンA1c、中性脂肪、肝機能、骨密度、肺年齢、血管年齢ほか 1項目540円~2,160円(セットメニューは2,700円~8,100円) その場で
じぶんからだクラブ
(健康ライフコンパス)
TEL:042-679-6419
https://www.jibunkarada.jp/
血液脂質、肝機能、腎機能、糖尿病、尿酸に関する13項目 3,067円(4月から項目と料金を改定予定) 約1週間~10日
スマホdeドック(KDDI)
TEL:0800-700-4141
https://www.smartkensa.com/
血液脂質、肝機能、腎機能、糖尿病、尿酸、栄養状態に関する14項目 5,378円(送料別) 検査キット到着まで約1週間と結果通知まで約1週間

自測自健とは

自分の体の状態を自分で測る。健康を保つための新習慣を考える

健康状態を知るためには、血圧や体重、体脂肪率など、さまざまなデータを測ること。
しかも、人間ドックや健康診断の時ではなく、毎日「自分で測る」ことが大切です。

トレンドニュースby 朝日新聞デジタル

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