BP365始動!茂木健一郎さんを迎え、スタートフォーラムを開催:「自測自健(じそくじけん)」のススメ:朝日新聞デジタル

「自測自健(じそくじけん)」のススメ

BP365始動!茂木健一郎さんを迎え、スタートフォーラムを開催

実は身近な高血圧。日々の不摂生が病気のリスクを招く?!

 仕事にプライベートにと、毎日お忙しい皆さん。健康維持のためにしていることは何かありますか。ジョギングやジム通い、自転車通勤などの運動、それとも糖質制限ダイエットや話題のスーパーフードを取り入れた食事制限? 週3日はお酒をガマン、なんて休肝日を決めている方や、ついに禁煙を成功させた!なんて方もいるかもしれませんね。

 それでは、あなたは自分の血圧がどれくらいか、ご存知ですか? 身長、体重、BMIまではどうにか答えられても、血圧値をパッと答えられる方は、少ないかもしれません。

 家庭血圧135/85mmHg以上を高血圧といいますが、実は、高血圧患者は全国に4000万人。日本人の3人に1人といわれています。高血圧は皆さんが思うより、ずっと身近な病気なのです。血圧は、毎日の生活習慣や食生活とも大きく関わっています。食生活の乱れや運動不足といった日々の不摂生が、血管にじわじわと負担をかけ、心筋梗塞や脳梗塞といった突然のリスクを少しずつ招いているとしたら――、あなたは今の生活習慣を続けていきたいでしょうか。

血圧を測ることで、人生の質を高めよう。BP365運動がスタート

 誰もがいつまでも健康で豊かな人生を――。そんな願いから、「BP365運動」はスタートしました。BP365とは、BP(blood pressure=血圧)を365日、つまり毎日測ることで、QOL(quality of life)と呼ばれる生活・人生の質を高めよう、という運動です。

 なぜ血圧を測ることが、QOLの向上につながるのでしょう。実は、血圧にはあなたの体の状態を表す様々なサインが隠れているのです。

 前述の通り、血圧は毎日の生活習慣と大きく関係しています。外食中心で塩分の多い食生活や過度の飲酒、仕事のストレスといった習慣は、自覚症状がないままあなたの血圧を上昇させ、血管に負担をかけてしまいます。

 若いうちは血管が柔らかいので、高血圧がすぐさま大きな病気につながることはまれですが、肌や髪質と同じように、血管も確実に老化していくもの。もろくなった血管がある日突然切れ、脳や心臓の疾患を招くということも少なくないのです。そうならないために、今のうちに血圧値から血管の状態を把握し、対処する必要があるのです。

 また、血圧は24時間一定ではなく、1日の中でもたえず変化しています。最近の調査では、月曜の朝に血圧が上昇し、週末には下がるサラリーマンが多いなど、曜日によっても変動することが分かってきました。変動には、睡眠や食事、運動、ストレス、飲酒など、様々な要因が関係していますが、急激な変動のパターンや変動の頻度を知ることで、脳や心臓の疾患の発症リスクを予測し、回避できる可能性があるのです。

 病気のリスクを回避し、10年後も20年後もずっと健康でいるためには、体重計に乗るように定期的に血圧を測定することが重要です。健康のバロメーターである血圧値を把握し、身体の声に耳を傾ければ、不調にもいちはやく気づくことができます。血圧値を平常に保つための正しい生活習慣を身につけ、主体的に自分の健康をデザインする。それが、あなたの健康寿命を延ばし、将来のQOL向上につながるのです。

 BP365プロジェクトは、2020年までに血圧値の認知率を50%に、毎日血圧を測定する人を25%に増やすことを目標にしています。血圧を始めとする健康についての情報発信や、健康を考えるイベントなどを通し、誰もが健康と主体的に向き合える社会をつくっていきたいと考えています。

 

茂木健一郎さんも登壇! フォーラムで、健康と働き方について考えよう

 10月9日(月・祝)、有楽町朝日ホールにて、BP365運動スタートフォーラム「40歳からの働き方改革~自測自健の時代~」が開催されます。
 当日は、元Google米国本社副社長の村上憲郎さんや脳科学者の茂木健一郎さんがゲストとして登壇。健康との向き合い方を自身の経験からお話しします。また、BP365協賛企業のオムロン ヘルスケアが、社員の血圧を測定した実証実験の結果報告を行います。

 後半は、「自測自健な働き方」というテーマで、茂木さんや高血圧専門医である帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座主任教授の大久保孝義さん、One JAPAN 共同発起人・代表の濱松誠氏を交えた5人によるディスカッションを予定しています。大久保さんが、ストレスや睡眠不足から引き起こされる高血圧について語り、「仮面高血圧」「職場高血圧」といったキーワード、高血圧が引き起こす様々な病気について、医師の立場から解説します。

 BP365第1弾となるスタートフォーラム。皆さんが、自身の働き方や健康、今後の生き方などと向き合うきっかけになることを願っています。

元Google米国本社副社長の村上憲郎さん(左)
脳科学者の茂木健一郎さん(右)

自測自健とは

自分の体の状態を自分で測る。健康を保つための新習慣を考える

健康状態を知るためには、血圧や体重、体脂肪率など、さまざまなデータを測ること。
しかも、人間ドックや健康診断の時ではなく、毎日「自分で測る」ことが大切です。

トレンドニュースby 朝日新聞デジタル

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