「自測自健(じそくじけん)」のススメ

食事も血圧もアプリできっちり管理/注目の「ヘルステック」3選

 今や多くの人にとって生活に欠かせない相棒となっているスマートフォン。これだけ身近なツールを日々の健康に役立てない手はありません。そこで、健康管理系のスマホアプリの中から、「食事管理」「フィットネス」「血圧、体重管理」をテーマにした、おすすめの3つを紹介。実用的で使いやすく、忙しい人でもすき間時間を活用して気軽に続けられるものばかりです。健康的な生活のために、できることから始めてみませんか?

毎日の食事のカロリーと栄養素を簡単チェック
栄養士からのアドバイスも受けられる

 

あすけん
無料(プレミアムサービスは月300円)
iPhone、Android対応
提供社:ウィット

 バランスの取れた食事やカロリーコントロールが大事なのは分かっていても、毎回栄養素やカロリーを考えながら食べるものを選ぶのはハードルが高いもの。そうしたことが簡単にチェックできて、管理栄養士から専門的な食事のアドバイスまでもらえるのが「あすけん」です。

 まず初めに現在の体重と目標値を入力し、あとは毎日、朝昼晩の食事をひたすら記録。メニュー名を入力して検索をかけると、家庭での一般的なレシピから市販品、外食メニューまで豊富な候補がカロリーとともに一覧表示されます。該当するもの、あるいは近いものを選択するだけで、1食ごとの総カロリーを自動計算。14種類の栄養素の過不足もグラフで表示されるので、「脂質がだいぶ多いな」「鉄分が不足しがちだな」といった傾向もつかむことができます。

 3食記入すると、その日の食事バランスに対応した、「管理栄養士からのアドバイス」が見られます。これは、実際の管理栄養士のノウハウに基づいて、メッセージが自動的に表示されるしくみ。例えば脂質を取りすぎているという指摘の場合には、食べたもののどれに多く含まれていて、減らすためにはどんな工夫をしたらいいかなど、具体的な内容で参考になります。プレミアムサービスに登録すると「糖質制限コース」も選べるほか、アドバイスが1食ごとになって、次の食事の提案もしてくれるので、1日の中でよりきめ細かい食事管理ができます。

 漠然と炭水化物を控える、といったダイエットはなかなか結果も出づらいし、だから続かないというパターンに陥りがち。何事も数値で「見える化」することが、やる気になるポイントかもしれません。

自分に合ったトレーニングメニューを自動設定
自宅で1日3分の運動を習慣に

3分フィットネス
無料(一部課金あり)
iPhone、Android対応
提供社:エイチーム

 「3分フィットネス」はその名の通り、3分でできるトレーニングを教えてくれるアプリ。道具などを用意する必要もなく、誰でも自宅ですぐに始めることができます。

 「easy」「normal」「hard」「very hard」の4段階のレベル別に、「赤子のポーズ」「膝付スクワット」「ヒップリフト」「クロスボディー」など各12種類、合計48種類のエクササイズやポーズを用意(very hardは120円の課金あり)。自分に合ったレベルと引き締めたい部位(上半身、下半身、全身)を選ぶと、これらを組み合わせて、1セット3分のトレーニングメニューを自動設定してくれるのが特長です。

 設定が完了したら、再生ボタンをタッチしてトレーニングスタート。愛敬たっぷりのヒゲおじさんのアニメーションがお手本を示してくれるので、スマホの画面を見つつ体を動かします。随所で入る「3、2、1!」「残り15秒!」「ゆっくりと自分のペースで!」といった音声は、かつて大流行した某ブートキャンプの日本語吹き替え風。テンション高めの声に励まされながら、テンポよく3分間のトレーニングが進んでいきます。3分で物足りない人は、最大10セットまで増やすことも可能です。

 トレーニングは1日1回記録され、こなしたメニューに応じてポイントがたまっていきます。これを活用するのがFacebookとの連携機能。同じアプリを使っている友人のトレーニング状況が確認できるほか、ポイント数をもとにメンバー内のランキングも表示されます。1人ではなかなか続かないという人は、仲間を誘って始めてみてはいかがでしょうか。

血圧計や体重計から測定データを転送
入力の手間いらずで健康状態を一元管理

OMRON connect
無料
iPhone、Android対応
提供社:オムロンヘルスケア

 血圧や体重など、日々の健康管理に欠かせない数値を一元管理できるのが、「OMRON connect」(オムロンコネクト)です。
 Bluetooth通信機能を持ったオムロンの血圧計、体重体組成計、活動量計を持っていれば、それをアプリに登録して、測定したデータをスマホに転送することができます。ホーム画面には最新の各種数値を一覧表示。血圧、脈拍、体重、体脂肪率、骨格筋率、基礎代謝、歩数、活動カロリーといったもろもろの数値を、いつでもスマホ一つで気軽にチェックすることができます。過去のデータ一覧や、週ごと、月ごとのデータの推移もグラフで表示されるので、自分の体の変化を知りたい時にも役立ちます。

 データ管理アプリはいろいろありますが、測定したデータを毎日入力するのもそれなりに手間がかかるもの。しかも複数のアプリを使っていたら、それぞれに入力しなくてはいけません。オムロンコネクトは入力の手間が省けることに加えて、他社の健康管理系アプリやApple Watchとの連携も可能。あらかじめ連携するアプリを設定しておけば、取り込んだデータは連携先にも自動的に転送されます。先に紹介した「あすけん」にも対応しています。

 「データを取り込み、連携先と共有する」という機能は至ってシンプル。だからこそ、使い勝手のよいアプリと言えそうです。

自測自健とは

自分の体の状態を自分で測る。健康を保つための新習慣を考える

健康状態を知るためには、血圧や体重、体脂肪率など、さまざまなデータを測ること。
しかも、人間ドックや健康診断の時ではなく、毎日「自分で測る」ことが大切です。

トレンドニュースby 朝日新聞デジタル

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